一般診療
GENERAL MEDICINE

鼻からの胃内視鏡スコープ

鼻からの胃内視鏡検査の特徴

• 1. 口からの胃内視鏡は、挿入の際にスコープが舌の付け根に触れるため、吐き気、嘔吐感が起きることが多く、内視鏡検査を受ける人の苦痛の原因となっています。鼻からの胃内視鏡は、スコープが舌の付け根に触れないため、嘔吐感をほとんど感じることなく検査を受けることができます。鼻からの胃内視鏡は、苦痛の少ない検査です。
• 2. 鼻からの胃内視鏡は、苦痛を軽くするための鎮静剤や、胃の動きを押さえるための鎮痙剤を必要としませんので、薬の副作用の危険が少なく、検査後はすぐに車の運転ができます。鼻からの胃内視鏡は、安全性の高い検査です。
• 3. 鼻からの胃内視鏡では、検査中に声を出すことができますので、医師と会話をしながら検査を受けることができます。鼻からの胃内視鏡は安心して受けられる検査です。

鼻からの胃内視鏡検査の手順

危険を回避するための事前チェック

• 1. 薬のアレルギーはありませんか？
• 2. 耳鼻咽喉科の先生から、鼻が悪いと言われたことはありませんか？
• 3. 鼻血がよくでませんか？血が止まりにくいことはありませんか？
• 4. 肝臓が悪いと言われたことはありませんか？
• 5. 血液をサラサラにする薬を飲んでいませんか？

• 〇 まれに、鼻の中が狭くてスコープが通らない方がおられますが、その際は，鼻からの内視鏡スコープを使って、口から挿入いたします。従来の口からの内視鏡スコープよりも細いので楽です。
• 〇 口からの内視鏡をご希望の方、鎮静剤をご希望の方は、ご希望に応じて検査法が選べます。