自己脂肪由来幹細胞
間葉系幹細胞
体性幹細胞のなかでも、再生医療の材料として注目を集めているのが間葉系幹細胞です。
間葉系幹細胞は脂肪細胞・骨細胞・軟骨細胞に分化できる幹細胞ですが、骨格筋細胞・線維芽細胞などの中胚葉系細胞や、外胚葉系の神経細胞、 内胚葉系の肝細胞などにも分化できることが分かっています。
間葉系幹細胞は、骨髄、歯髄、臍帯、脂肪組織などから採取することができます。
Gugliandolo A et al. Stem Cells Int 2019;2019:3675627
https://doi.org/10.1155/2019/3675627 より引用改変
脂肪由来幹細胞は間葉系幹細胞の一つですが、自己脂肪由来幹細胞を用いた再生医療には次のような優れた点があります。
脂肪由来幹細胞の特徴
① 骨髄由来幹細胞の約100倍から1000倍多くの幹細胞を含む
② 組織修復に寄与するHGF(肝細胞増殖因子)、VEGF(血管内皮増殖因子)などを多く産生するため再生能力が高い
③ 多くの免疫調節因子を産生するため免疫制御機能が高い
④ 高齢者の細胞でも増殖する
⑤ 培養技術が確立されている
⑥ 採取の負担が少ない
文献
1. Iwashita S et al. Stem Cells Dev 2009;18(4):533-543
2. Moseley TA et al. Plast Reconstr Surg 2006 Sep;118(3 Suppl):121S-128S118:
3. Furuhashi K et al. J Am Soc Nephrol 2013;24(4):587-603
自己脂肪由来幹細胞治療
① 長所
自己脂肪由来幹細胞治療には自分自身の細胞を用いるため、感染のリスク、拒絶反応のリスク、有害な生理活性蛋白や遺伝子が混入するリスクは低く、安全性が高いという長所があります。
② 欠点
欠点としては、細胞の分離と増殖に時間がかかり、医療費が高額になる点が挙げられます。
また、治療効果のメカニズムについては十分に解明されておらず、標準化された最適の治療プロトコールについてはまだ研究段階です。
再生医療
- 幹細胞を用いた再生医療
- 自己脂肪由来幹細胞
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診療内容
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呼吸器科、禁煙外来
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ナチュラルホルモン補充療法
キレーション療法
高濃度ビタミンC点滴療法健診、ドック 健康診断、人間ドック
アンチエイジングドック -
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13:00まで○ ○ ○
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