男性更年期
男性ホルモン補充療法
男性ホルモン(テストステロン)は、男性らしい身体や内面を作り、性機能を高めるホルモンです。テストステロンは加齢とともに低下していき、テストステロンの低下によって引き起こされる中高年のさまざまな症状(男性更年期症状)を、LOH症候群と呼びます。
テストステロンには、①筋肉や骨を強くし、②メタボや動脈硬化を防ぎ、③やる気や認知機能を高める働きがあり、テストステロンが高い男性は長生きであることが報告されています。
2007年に発表されたイギリスでの前向き試験によると、2,314名の男性を平均7年間観察し、さまざまな因子で補正した結果、テストステロン値が高いほど死亡率が低く、テストステロン値が最も高い群の死亡率は、最も低い群の59%に低下していました。
テストステロン補充療法は、男性更年期症状の改善や、フレイル、メタボ、動脈硬化、認知症などの予防目的で行われています。
保険診療で一般に用いられているテストステロン補充療法は筋肉注射ですが、2~4週間毎に通院しなければならないこと、注射直後は過剰に血中濃度が上昇すること、注射の痛みが欠点です。それに対し、塗布薬(軟膏・クリーム)は、通院が少なくて済み、テストステロン濃度を生理的範囲に保つことができるという長所がありますが、十分な効果が期待できる濃度のテストステロンクリームは国内では承認されていません。
テストステロン補充療法は、前立腺がん、乳がん、睡眠時無呼吸症候群、多血症の患者さんには禁忌です。また、副作用として、多血症、体液貯留、精巣機能抑制、脱毛に注意する必要があります。
オンライン診療を行うにあたっては、一般的な血液検査、フリーテストステロン・LH・FSHの値、PSA値の情報が必要になります。
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診療内容
項目 説明 保険診療 内科、胃腸科、循環器科
呼吸器科、禁煙外来
男性更年期外来、女性更年期外来自由診療 サプリメント栄養療法
ナチュラルホルモン補充療法
キレーション療法
高濃度ビタミンC点滴療法健診、ドック 健康診断、人間ドック
アンチエイジングドック -
診療時間
外来診療時間 月 火 水 木 金 土 9:00~12:30 ○ ○ ○
13:00まで○ ○ ○
13:00まで14:00~19:00 ○ ○ ○ ○ ※受付時間は診療時間の30分前までとなります。
※健診受付は午前10:00~11:30です。予約状況を事前にお問い合わせください。
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休診日:日曜日、祝祭日、年末年始、お盆休み
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