自己脂肪由来幹細胞
幹細胞治療の効果のメカニズム
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①ホーミング
幹細胞には病気やけがで炎症を起こしたり傷ついたりした組織へ集まっていく性質があります。 -
②分化
損傷部位に集まった幹細胞は、その部位の細胞に分化します。 -
③パラクライン効果
幹細胞は細胞の増殖や分化を促進する成長因子を分泌し、損傷部位の修復を助けます。 -
③エンドクライン効果
幹細胞を投与した部位から離れた部位(肺など)に吸着した幹細胞はエクソソームを分泌し、損傷部位に働きかけます。
自己脂肪由来幹細胞治療
幹細胞治療が試みられている組織と疾患
幹細胞治療が試みられている症状
幹細胞治療は細胞を若返らせる根本治療であり、さまざまな組織の再生や、疾患の治療、症状の改善を目的として、治療が試みられています。
培養幹細胞医療を行うには、国の再生医療第2種の資格を取る必要があり、治療対象となる疾患ごとに申請を行う必要があります。
厚生労働省のホームページに、国内で行われている再生医療(再生医療第2種)が公開されています。
培養幹細胞の投与法としては、点滴と局所投与があります。
自己脂肪由来培養幹細胞治療の特徴
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① 長所
自己脂肪由来幹細胞治療には自分自身の細胞を用いるため、感染のリスク、拒絶反応のリスク、有害な生理活性蛋白や遺伝子が混入するリスクは低く、安全性が高いという長所があります。
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② 欠点
欠点としては、細胞の分離と増殖に時間がかかる点、医療費が高額になる点、治療効果のメカニズムについては十分に解明されておらず、治療効果に個人差がある点が挙げられます。
また、各疾患に最適な標準化された治療プロトコールについてはまだ研究段階で、点滴治療の場合、申請されたどのような疾患に対しても投与法はほとんど変わりません。
視点を変えると、点滴による培養幹細胞治療を行うと、申請されているすべての疾患や症状に対して効果が及ぶ可能性があると考えられます。
たとえば、慢性疼痛の治療目的で培養幹細胞治療を行うと、疼痛の軽減だけでなく、毛髪、皮膚、ホルモン、神経、血管、肝臓や腎臓などの臓器、すべてに若返り効果が及ぶ可能性、すなわちアンチエイジング効果が期待できると思われます。
培養幹細胞治療施設の選び方
幹細胞治療を受ける上で重要なのは、次の3点です。
- ① 疾患や再生医療に対する主治医の専門性
- ② 治療施設の信頼性
- ③ 細胞培養加工施設の細胞技術
各疾患に最適な標準化された治療プロトコールについてはまだ研究段階で、点滴治療の場合、申請された疾患による投与法の違いはほとんどありません。
重要なのは、疾患に対する主治医の知識と治療方針、そしてどのような細胞培養加工施設で幹細胞培養が行われているかだと考えられます。
再生医療
- 自己脂肪由来幹細胞
- 当院における自己脂肪由来培養幹細胞治療
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診療内容
項目 説明 保険診療 内科、胃腸科、循環器科
呼吸器科、禁煙外来
男性更年期外来、女性更年期外来自由診療 サプリメント栄養療法
ナチュラルホルモン補充療法
キレーション療法
高濃度ビタミンC点滴療法健診、ドック 健康診断、人間ドック
アンチエイジングドック -
診療時間
外来診療時間 月 火 水 木 金 土 9:00~12:30 ○ ○ ○
13:00まで○ ○ ○
13:00まで14:00~18:00 ○ ○ ○ ○ ※受付時間は診療時間の20分前までとなります。
※健診受付は午前10:00~11:30です。予約状況を事前にお問い合わせください。
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アクセス
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